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血と骨 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 血と骨
製作国
上映時間144分
劇場公開日 2004-11-06
ジャンルドラマ,犯罪もの,実話もの,小説の映画化,バイオレンス
レビュー情報
◆『オールウェイズ三丁目の夕日』の対極にあり、『パッチギ!』を五倍に濃縮したのが本作品だと思います。◆オールウェイズでは、1950年代の富裕層を、本作品では最下層の在日朝鮮人の暮らしぶりを描いている(まあ一応金は持っていますが)。『パッチギ!』では青春要素も入っていたが、本作品は暴力、女、金と、かなり露骨にテーマを設定している。そしてそのどれもが、実際に起こっているかのようなリアルさがある。特に僕が驚いたのは、水に浸した新聞紙を、女の人の顔に押し当てて殺すシーン。ものすごくリアルだった。でかいインディアンが友達の顔に枕を押し当てて殺すシーンも見ましたが、それを上回る衝撃であった。本当に経験していなければ、このような考えは出てこないでしょう。◆本作品を見た上で考えなければいけないことは、当時このような状況が、この家族だけに限定して起こっていたのではないということだと思う。それをまざまざと見せ付けたこの映画に、僕は8点を献上したい。
もりたろうさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-28 13:27:57)
その他情報
作品のレビュー数 83件
作品の平均点 5.89点
作品の点数分布
011.20%
122.41%
222.41%
311.20%
444.82%
51922.89%
62024.10%
72530.12%
878.43%
922.41%
1000.00%
作品の標準偏差 1.67
このレビューの偏差値 57.54
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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