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《ネタバレ》 やべ、久々に衝撃を食らった作品だった。製作者の人がメイキング映像で、脚本が星の数ほど存在するアメリカでいい脚本とめぐり会うのは運だと言っていたけど、この映画の出来を見ると全くそのとおりだと思う。脚本が秀逸、ただのカウントダウン用だと思っていた鍵が実はラストの演出の伏線になっていたこと、死刑囚の再審理とモーテルでの事件の密接な関係、序盤からの少しだけあからさまな伏線、中盤以降の話の流れからタイトルまでも含めて真犯人をカモフラージュした演出は見事。ミステリーでは一番犯人じゃなさそうな奴が犯人だったいうのは王道だけど、それも脚本次第でこうも鮮やかに、かつ衝撃的にまとめられるのは凄いと思った。個人的には「SAW」を見て以来の久々の衝撃だった。いやぁ~、いいもん見させてもらったわ。
【8823】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-24 01:50:24)
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