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《ネタバレ》 冒頭、まさかの御大登場に悶絶(でもこの頃ってまだカラーのゴジラ映画はなかったはず。なぜゴジラの熱線が青白いって分かったんだ、茶川さんよ)。しかしそのテンションは結局最後まで続かない。今回も恥ずかしくなるぐらいベタなストーリー展開ですが、どうしても納得がいかないのが、淳之介の実父・川渕が徹底的に「悪役」扱いされている点。常識的に考えて、実の息子を預かっている男に全く生活力がなく、ロクに給食も食えていないような状況なら、マトモな親だったら取り返そうとするでしょう。しかし、そこで茶川をはじめ三丁目の人々は盲目的なまでに「お金より大事なモノ」とやらを盾に自らを正そうとしない。しかし、お金が全てではないにしろ、預かった子に最低限の暮らしをさせてやるのが保護者の務めってモンでしょう。その「お金より大事なモノ」とやらを論じたいのなら、せめて給食代と米代を滞りなく払ってからにしろと声を大にして言いたい。
【とかげ12号】さん [DVD(邦画)] 4点(2008-08-06 22:29:01)(良:1票)
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