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こんなに熱い作品はめったにお目にかかれませんよ!孤独で危ういデニーロの視線、それを追うカメラワーク、そしてニューヨークの街をより一層官能的にする音楽がたまりません!乾いた感じといい、危うい感じといい、何かものすごいオーラを持っている作品だと思います。この頃のスコセッシだからできる力業なのでしょうか。とにかくテンポが悪いし主人公の行動は到底理解できない次元のものであるのに、見終わった後凄まじい感慨に襲われます。それも、ニューヨークの街の荒廃と戦争の後遺症の傷跡の深さを描いている映画だからとかそういったものへの感慨ではなく、この映画の作品としての迫力に対する感慨です。とにかく凄いとしか言いようがありません。10点!
【ジャザガダ~ン】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-12-27 00:01:45)
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