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ダ・ヴィンチ・コード のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ダ・ヴィンチ・コード
製作国
上映時間150分
劇場公開日 2006-05-20
ジャンルドラマ,サスペンス,シリーズもの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 まず、西欧人のようにキリスト教という存在がDNAレベルにまで組み込まれてない日本人には、このストーリーが持つ本当のインパクトやカタルシスを感じ切れないだろうというのは大前提。 キリスト教が根底から転覆するかもしれないという「衝撃度」が、無宗教な日本人には芯から理解できないのは仕方がないだろうと思う。 なので「キリスト教ってこうだよな」と自分で一旦組み上げてから「それがひっくり返る衝撃を感じ取る」という2段構えの作業が必要なのです(伝わるかな?)。 なので、俺みたいに原作読まずに「映画だけで理解して楽しんでしまおう」って考えるズボラな輩には、それがわかってる人(ベースができてる人)にとっても「詰め込み過ぎ」気味なこのストーリーを追いかけるのは、物凄く大変なのです(笑) 特に俺なんか頭悪いから脳味噌が溶けそうになるくらいフル回転させて、必死でストーリーについていきましたわよ(笑) いやあ、でもね、頑張ったかいがありました。 めちゃめちゃ面白かった。 まあ、オチは結構早い段階でバレちゃうでしょうけど、これだけ壮大なストーリーを上質な(てか、ワクワクする)サスペンスに仕立てて見せてくれてると思う。 バチカンから猛抗議がくるのも当然だろうし、映画審査員がハナで笑ったのも頷ける。そして一般の観客が大拍手したのも分かる。 一旦「西欧人になりきって」観てみるべし(笑)  その時貴方が敬虔なクリスチャンになったなら、このストーリーを「冒涜だ」と感じるだろうし、冷静な批評家になったなら「仰々しすぎるよ」って嘲笑うだろう。そして、キリスト教をベースに生きてきたただの映画好き西欧人になったなら、一大スペクタクルサスペンス(でもあくまでエンターテインメントとしてね)として楽しめると思う(もちろん俺はコレ(笑)。  ただ、評価点が思ったより低いのは、原作を読んだ人には物足りなくて、原作を読んでない人にはストーリーについていくのが大変すぎるからなんじゃないですか? 俺も、これだけのストーリーを2時間半で見せるのは相当無理があると思うし(笑)  思い切って「途中休憩いれて4時間」ってな線はなかったですかね? (笑)
とっすぃさん [映画館(字幕)] 8点(2006-05-23 00:59:54)(笑:1票)
その他情報
作品のレビュー数 254件
作品の平均点 5.06点
作品の点数分布
010.39%
172.76%
2103.94%
3249.45%
43212.60%
57730.31%
66023.62%
73112.20%
8124.72%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.59
このレビューの偏差値 61.56
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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