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推定無罪 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 推定無罪
製作国
上映時間127分
ジャンルドラマ,サスペンス,法廷もの,犯罪もの,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 なんともイヤな事件ですなぁ。。。 クソ女だと分かっていても、どうしても引きずられてしまう情欲。嫉妬心や猜疑心、未練、妄想。。。色んなモノが心の中でうねってる。 自分を重ねて「男の矮小さ」を嘆きたくなる(まあ、女も同じだってことだけどね)。 それがストーリーの発端ってのがイヤラシさ満開なわけです(もちろん良い意味で)。 真犯人の目星はついていた。はずなんだけど、ラストまですっかり誘導されて忘れてる。ラストで「ああ、そうそう、そうだよ、やっぱりコイツだよな」って。 そういう意味でこれは上手い脚本だと思う。 法廷でのやり取りもなかなか見応えがある(よく考えると結構ツッコミたい部分もあるけど)し、人間の醜悪な姿を描いてあるのも面白い。 リップ刑事の計らいもナイスだしね。 ただ、最後にあそこまで「解説」しちゃっちゃ安っぽいですよね。 確かに、「真犯人のした細工」が「ラスティを陥れる為のものではなく、平穏な生活を取り戻す為のものだった」(外的要因によって想定外の方向に進んでしまったんだ)ということを説明することで、だからラスティ自身が「完全無罪(真犯人が捕まる等)」ではなく「推定無罪(疑わしいと思われつつも無罪)」というポジションを受け入れて迷宮入りになる(する)んだ。と観客は理解できるわけですが(だからこその「推定無罪」というタイトル)。 でも、そこにこだわらず、エンターテインメントに徹して、「凶器を見つけて、そのままエンド」っていう「後味の悪さ」や「突き放した感」の方が面白いような気がしますね。 うー。。。なんか難しい文章で自分で書いてて伝わってるのか不安。 なので要約してしまう(笑)と。。。「クソ女に振り回された、たくさんの人々」って映画です。。。(これは要約しすぎだな(笑)  あと、結構あれこれとややこしいので、吹替で観た方が分かりやすいかもしれません。  7点献上しときます。  ***なんか、とてつもなく不明瞭なレビューだ。。。(^^;***
とっすぃさん [DVD(字幕)] 7点(2006-08-09 02:11:12)
その他情報
作品のレビュー数 88件
作品の平均点 5.66点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
233.41%
377.95%
489.09%
51719.32%
62528.41%
72225.00%
855.68%
900.00%
1011.14%
作品の標準偏差 1.54
このレビューの偏差値 55.68
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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