Menu
 > 作品
 > マ行
 > 魔女の宅急便(1989)
 > レインさんのレビュー
魔女の宅急便(1989) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 魔女の宅急便(1989)
製作国
上映時間103分
劇場公開日 1989-07-29
ジャンルドラマ,ファンタジー,アニメ,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
魔女っ子キキのひとりだち。 宮崎さんは原作を自分の好きなように作り直す方ですが、これはそれが功を奏してるかと。 角野さんの魔女宅シリーズには独自のムードがありますが女性向きという印象がつよく、長い髪のキキは魔法が使える以外はひっこみじあんな普通の女の子、つきつめれば女系家族の話でもあります。 3作目のケケみたいな個性的な魔女っ子も書けるのにキキのような子をヒロインにしたのは、普遍的な女性像を書きたかったように思えますが、男性はあまり読まない本ではないかと。 監督はそういう女性的なテイストよりも、純粋にキキの飛行能力と自分に重なる空に憧れるトンボ少年に惹かれたのかもしれないし、興味のないエピソードはバッサリと切り落として原作にはない大きなハイライトを入れ(あまりに自分の作品と違うので、角野さんが製作中に宮崎さんに相談にいったほどの別物に)、男女に関係なく見られる広がりのある作品になったと思います。 (キキ役の高山みなみさんとジジ役の佐久間レイさんは、翌年ムーミントロールとミイに)
レインさん [映画館(邦画)] 7点(2010-02-06 07:11:51)
その他情報
作品のレビュー数 389件
作品の平均点 7.71点
作品の点数分布
000.00%
120.51%
210.26%
351.29%
4112.83%
5133.34%
64611.83%
77419.02%
810025.71%
99123.39%
104611.83%
作品の標準偏差 1.65
このレビューの偏差値 47.36
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
魔女の宅急便(1989)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS