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プライドと偏見 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 プライドと偏見
製作国英,仏
上映時間127分
劇場公開日 2006-01-14
ジャンルドラマ,ラブストーリー,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 05年の映画は、人気の高いBBCの「高慢と偏見」(95)とは違うものを作ろうとしているのが感じられる。 滑稽味もほどほどに、英国の歴史あるハウスや風光明媚な景色をふんだんにとりいれ、シーンによっては舞台もかえて映画らしい仕上がり。 キーラ・ナイトレイはリジーには現代的で美しすぎるように思え、ジェーンのロザムンド・パイクも「リバティーン」のエリザベスに比べればかわいらしい役ではあるが、マシュー・マクファディンは個性の強いファースのダーシーとは違う、哀しげで繊細なダーシー像を作り上げていると思う。 ベネット夫妻には親の涙を見せる場面を作り、名残惜しげにロンボーンを去るビングリーを入れるなど原作やドラマにはない要素も加え、ドラマの方がすべて上というわけではない。 ダーシーの最初のプロポーズは屋内ではムードがでないので雨の屋外にしたのだろうし、最後のプロポーズは霧の朝、とロマンティックな雰囲気を重視したアレンジ。 セリフの少ないダーシーの心境の変化には、観客の想像力も必要とされるかもしれない。
レインさん [映画館(字幕)] 7点(2006-03-02 19:55:09)
その他情報
作品のレビュー数 70件
作品の平均点 6.06点
作品の点数分布
011.43%
100.00%
200.00%
334.29%
445.71%
51318.57%
62231.43%
71724.29%
8710.00%
934.29%
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作品の標準偏差 1.53
このレビューの偏差値 54.03
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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