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キャバレー(1972) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 キャバレー(1972)
製作国
上映時間125分
劇場公開日 1972-08-05
ジャンルドラマ,ミュージカル,ロマンス,小説の映画化,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
1930年代のベルリン。 芸人の華やかな世界を見せる一方でナチス台頭の時代背景をチラつかせることによりひきしめ、原作が「ベルリン・ストーリーズ」というように物語も一つじゃない。 イギリス人歌手とアメリカ人学生の関係にドイツ貴族もからんで、ブライアン(マイケル・ヨーク)の忘れていた設定が後で生きてくるのには思わずゾクッと。 白塗りMCのジョエル・グレイ、マリサ・べレンソンのユダヤお嬢様もオモシロイのだった。 ボブ・フォッシーの映画は自伝的な「オール・ザット・ジャズ」の方がより好きだけれど、ライザ・ミネリの強い個性が天真爛漫な歌手サリーで生きて、「私は子羊じゃなくてトラ、自由な根無し草」と歌う"MEIN HERR"、そして何といっても"CABARET"「人生はキャバレー」♪ 犠牲をはらっても夢を追おうとするサリーの望みはこの時代の中で潰えるのを予感させつつも、ライザの生命力にみちみちた存在感はオーディエンスの心からはずっと消え去らぬはず。
レインさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-05-20 07:00:03)
その他情報
作品のレビュー数 22件
作品の平均点 7.50点
作品の点数分布
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629.09%
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8940.91%
929.09%
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作品の標準偏差 1.78
このレビューの偏差値 51.58
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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