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アンナと過ごした4日間 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アンナと過ごした4日間
製作国仏,ポーランド
上映時間94分
劇場公開日 2009-10-17
ジャンルドラマ
レビュー情報
文学的な題材を映像に立ち上げると主人公の内面よりも行動の奇矯さが際立つ場合が多い。 レオンだけでなく友人を呼んで誕生パーティを開いたりしているアンナもまた孤独な一面を持つ。 彼らには共通する辛い過去もあり、レオンが彼女に強いシンパシーを抱くのも不思議はないが、行き過ぎた行動が同情心を失わせ不幸な生い立ちに加えて少し頭も弱いのではないか?との疑問も湧く。 退職金をはたいた贈り物が彼女を微笑ませても彼がそれを知ることはない。 アンナが彼の「愛」という言葉に踏みとどまり、会話と別れが成立したのはせめてもの慰めを与えたということか。 だが彼にはささやかな幸運も二度と再び訪れることなきと暗示するようなこの投げ出し方は冷酷きわまりない。 小説なら「そこにあったはずの×××は彼の眼前から忽然と消え失せていた」で済むが、映画はそれに慄(おのの)く男の姿まで嘲笑的に映し出し、それを否応なく見せられるのが何とも釈然としない。
レインさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-28 23:59:59)
その他情報
作品のレビュー数 14件
作品の平均点 6.50点
作品の点数分布
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417.14%
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6642.86%
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8428.57%
917.14%
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作品の標準偏差 1.40
このレビューの偏差値 47.45
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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