Menu
 > 作品
 > シ行
 > 17歳の肖像
 > レインさんのレビュー
17歳の肖像 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 17歳の肖像
製作国
上映時間100分
劇場公開日 2010-04-17
ジャンルドラマ,ラブストーリー,青春もの,実話もの,小説の映画化
レビュー情報
「プライドと偏見」では四女キティ役で目立たなかったキャリー・マリガンが主演。 50年前の英国の偏狭な人生観の中でもがく利発な16歳は甘い蜜にも青い棘にもなる。 批評家受けがよく数々の賞も得ているが、魅力的な60年代のロンドン・パリを舞台にしながら華やかさに欠けるのは主役2人のヴィジュアルが弱いこともあり(ポスターはそれを最大限カヴァーするような撮り方、パンフ買わなかったのはソレもあり)著名なライターの自伝でもレトロな青春物には強いイメージがあった方がよく、キャストがちがえば全く印象も変わったと思う。 サースガードのデイヴィッドは危険な年上の男というには色気少なく、引き立て役であるはずのグレアムより魅力がないし、マリガン(今月で25歳、丸顔でスリム、ふつうにかわいい)の大人の魔力にとらわれる高校生ジェニーがレディに変身してもジミなので傲慢でもあるキャラが似合わず、父親アルフレッド・モリーナの階級が絡んだ親心や教師オリヴィア・ウイリアムズ(美人なのにジミな役)の堅実さの方が浮かび上がる。 夢のような日々が魅惑的であるほど夢からさめた時の自覚は深くなるがその落差が小さく、自意識ばかりが強いジェニーに好感をもつまでには至らない。 ロザムンド・パイク(「プラ偏」ではマリガンの姉)は頭の軽い美女を知的に演じ、エマ・トンプソンの校長は貫禄。
レインさん [映画館(字幕)] 6点(2010-05-30 00:45:05)
その他情報
作品のレビュー数 23件
作品の平均点 5.39点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
214.35%
300.00%
4521.74%
5521.74%
6834.78%
7313.04%
814.35%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.31
このレビューの偏差値 53.55
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
17歳の肖像のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS