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パリ20区、僕たちのクラス のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 パリ20区、僕たちのクラス
製作国
上映時間128分
劇場公開日 2010-06-12
ジャンルドラマ,小説の映画化
レビュー情報
「今日から始まる」(99)よりさらにドキュメンタリー・タッチ、その計算が見えず自然。 元教師の原作者が教師役も兼ね、多民族国家フランス・パリ多民族地区20区の中学の先生。 フランソワ先生がかっこよく見えるのは、熱血からは遠いほどほどな熱意にウソがない気がするせいか。 人種もバラバラな生徒たちの自己主張のストレートさにも驚き、本音のキャッチボール。 まるで一クラスに押しこめた世界の民族の縮図で、バトルまがいの授業に現場にいるようなリアリティに巻き込まれる。 丁々発止に渡り合う先生もついダブルミーニングな言葉「ぺタス」を使ってしまい、広がる波紋が一言の持つ重みを示し、先生が言葉を大事にするフランス語教師なのも皮肉がきいてる。 職員室は戦士たちの休息所。 服装もカラフルな生徒たちに対して先生は質素とバランスがとれ、よけいな音楽もなし。 贅肉のない骨っぽさが魅力だけど、クッションなしの映画のエネルギー消費量は少なくない。
レインさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-09-28 06:59:59)
その他情報
作品のレビュー数 13件
作品の平均点 6.54点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.01
このレビューの偏差値 54.53
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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