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さらば青春の光 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 さらば青春の光
製作国
上映時間107分
ジャンルドラマ,犯罪もの,青春もの,音楽もの
レビュー情報
「トミー/Tommy」に続いてザ・フーのアルバム「四重人格」を映画化した作品。 この映画の苦味は強烈である。 フィル・ダニエルズはかつてのイギリスの労働者階級の若者「モッズ」を体現したせいで長きにわたって彼をこのイメージに縛りつけることとなった主人公ジミー。 スティング演じるエース・フェイスは地に堕とされるための偶像であり、ジミーに一時(いっとき)の快楽を与えるステフも彼をたぶらかす妖婦にすぎない。 冒頭で海からやってくるジミーは、最後にエースのヴェスパを駆ってブライトンの白い崖から体よく海に飛びこんだものの、無様にも陸に上がってきた姿なのだ。 永遠に繰り返される空虚な青春に冷え切る思いをしながら、その鮮烈さと鳴る音を今も忘れることができない。
レインさん [映画館(字幕)] 8点(2007-04-08 13:37:06)
その他情報
作品のレビュー数 33件
作品の平均点 6.42点
作品の点数分布
013.03%
113.03%
213.03%
326.06%
400.00%
5412.12%
6515.15%
7515.15%
81030.30%
926.06%
1026.06%
作品の標準偏差 2.39
このレビューの偏差値 52.77
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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