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戦場のピアニスト のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 戦場のピアニスト
製作国仏,独,英,ポーランド
上映時間148分
劇場公開日 2003-02-15
ジャンルドラマ,戦争もの,実話もの,音楽もの,伝記もの,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 長尺が気にならない秀作だとは思うのですが、前半に自らも悲惨な体験をしたユダヤ系ポーランド人ポランスキーの個人的感情が出すぎている気がするのです、仕方ないですけど。 それがあって最後の「地獄に仏」も生きてくるとはいえ、殺戮場面や残酷描写が多すぎる気がして。 シュピルマン目線で撮られた後半の市街戦も遠景であるせいで衝撃度は抑えられていますが、過剰な演出をしていない分現実感があり生々しいです。 必死に生き抜こうとするシュピルマンを演じるエイドリアン・ブロディは、細面の風貌が作品の重さを軽減し、淡々とした演技が灰色の死の世界に生命感を与えていました。 彼と音楽を通じてつかのまの「友情」を結ぶホーゼンフェルト大尉もよかった。 ナチス将校を演じることが多いトーマス・クレッチマンはいつもどんな心境で演じているのか知りたい。 祖国が過去に犯した過ちを、自分が演じることで少しでも償いたい気持ちを持っていてもおかしくはないです。
レインさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-07 00:00:06)
その他情報
作品のレビュー数 499件
作品の平均点 7.14点
作品の点数分布
010.20%
120.40%
281.60%
3132.61%
4285.61%
5326.41%
66412.83%
712324.65%
810821.64%
97515.03%
10459.02%
作品の標準偏差 1.89
このレビューの偏差値 49.61
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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