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宝島(1950) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 宝島(1950)
製作国
上映時間96分
劇場公開日 1951-12-27
ジャンルアドベンチャー,ファンタジー,小説の映画化
レビュー情報
スティーブンソンの「宝島」は、簡潔で流麗な文体と海賊シルヴァーの特異なキャラクターで評価されており、このディズニー映画は95分とコンパクトながら、原作ファンをまずまず満足させる出来。 冒頭のビリー・ボーンズのくだりが省かれているので、黒犬がベンボー提督亭に現れた時は彼がボーンズかと見誤ってしまいましたが。 ジム・ホーキンス少年は想像より年少なもののがんばっており、リブシー先生やトリローニさん、スモレット船長もそれらしい風情。 実質的な主役であるジョン・シルヴァー(ロバート・ニュートン)をラストでは大胆に書き変え、彼に残された人間らしさとジムとの絆を強調しており(アニメの「トレジャー・プラネット」も同様にアレンジ)、原作のままではシルヴァーの魅力が十分でないと考えたようで、本ではシルヴァーよりもリブシー先生の方が好きだった自分も納得。 シルヴァーは個性的でも好人物とはいいがたかったからです。 砦のセットなどは「宝島に来た!」と思えていいのですが、ドラマ中心でジムがベン・ガンの皮ボートで漂流したり、ヒスパニオラ号を操舵するシーンがないのはやや物足りない気がしました。
レインさん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-03 02:23:39)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 6.00点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.66
このレビューの偏差値 53.64
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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