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有名な44年版はジョーン・フォンテインのキャスティングに難あり。 美人すぎるうえにキャラもかけはなれ、とてもジェーンとは思えなくて。 オーソン・ウェルズのロチェスターはまだしもですが、自分のイメージとはちがい。 怪奇色を打ち出しておきながら、バーサの出番があれだけなのも拍子抜け。 よかったのは3人の子役たち、友人ヘレンのエリザベス・テイラーはすでに色香があり、ジェーンの教え子アデールは若草物語(49)のマーガレット・オブライエン、原作ではブランシュに小猿と呼ばれる彼女だけど、動くお人形の可愛さ。 少女時代に力を入れ後半はあっさりカット、セント・ジョン・リヴァースはローウッド学院付きの中年牧師にすげかえる工夫のあとが見られつつ、44年の作品にしては作りが古く感じました。 27本の映像化の中では、ティモシー・ダルトンのがよさそう。
【レイン】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-02-05 07:00:00)
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