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レ・ミゼラブル(1998) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 レ・ミゼラブル(1998)
製作国英,独,米
上映時間133分
劇場公開日 1999-02-06
ジャンルドラマ,犯罪もの,ロマンス,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 時間に制約のある映画はダイジェストの印象を受けるのはいたしかたないが、罪もない「悲惨な人々」の必死な生き様、特に愛娘コゼット(クレア・デーンズ)を共通項にもつジャン・バルジャン(リーアム・ニーソン)とファンティーヌ(ユマ・サーマン)にはここでも惹きつけられる。 大柄なニーソンは風貌もバルジャンを演じるにふさわしく、エポニーヌが登場しない分コゼットの役割が大きくなっている。 執拗にバルジャンを追うジャベールは、フランステレビ版の物腰柔らかく、だが偏執狂的なジョン・マルコヴィッチもよかったが、冷徹な眼差しで相手を縮み上がらせる本作のジェフリー・ラッシュの方が、より正統派の「法の番人」というところか。 彼らの関わりをメインとした映画は、その終焉とバルジャンの解放の表情と共に終わりを告げる特殊性を持つが、バルジャンの無償の行為が僅かながらでも報われるフィナーレがないのは、若干の物足りなさを感じてしまう。
レインさん [映画館(字幕)] 7点(2006-10-09 14:42:12)
その他情報
作品のレビュー数 78件
作品の平均点 7.33点
作品の点数分布
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211.28%
300.00%
433.85%
556.41%
61114.10%
71721.79%
82532.05%
91215.38%
1045.13%
作品の標準偏差 1.53
このレビューの偏差値 48.58
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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