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ふたりにクギづけ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ふたりにクギづけ
製作国
上映時間119分
劇場公開日 2004-12-11
ジャンルドラマ,コメディ
レビュー情報
自分で高得点つけておきながら言うのもナンですが、みなさん以外と高得点で驚き。

最近泣くほど笑う超ギャハハコメディに出会わない、なーんて思っている今日この頃なので、コメディのパッケージを前にすると、出した手がついついひっこんでしまう今日この頃。かつて、(私の中ではコメディーの金字塔である)「ブルースブラザーズ」を劇場で見たとき、そりゃあもうおなかが「つる」くらい泣きながら笑ったものですが、それも今思い返してみると、ベタな笑いがマイブームだっただけかも、なんて考えたりする日々。
私にとって、映画見るときに何がいちばんムツカシイかといえば、「コメディを期待はずれ感なく見ること」なのだ。期待しすぎると「笑いどころ」で「こんなもんじゃないはず」なんて笑えなくて、とうとう最期までそのままで、落胆することがよくある。そのほかのドラマ系、アクション系、ミステリー系、なんかは、わりと期待を裏切られることが少ないのだけれど、コメディに限ってそうなのはいったいどういうわけだろう。
殺伐たる日々のなかで今わたしが一番求めているのは、死にそうになっても笑いやむことを許してくれない、そんなコメディーだというのに、だ。

本作品も、そんな逡巡があるにはあったのだが、まぁ監督ゆえ「フフフ」くらいの笑いは提供してくれるだろう、と手に取ったのだが、どうだったか?
ファレリー兄弟の、いつもながらのギリギリの笑い(哂い?)でそこそこ楽しめる、くらいの感覚でおはなしが進んでいた。その矢先。

クマにバカウケ。いや実にいいカオで、そのクマが。万人にとって必ずしもそうではないのだろうけど、何故か笑いのツボにはまってしまい、久々に泣くほど笑った。以降は「ファレリーマジック」だ。「メリルストリープってこんな田舎の舞台にでるなんて、なんていいヒトなんだ」とスッカリお話に同化(勘違い?)してしまう始末。最後まで結構楽しめた。

印象的だったのがエヴァ・メンデスで、結構「オトボケさん」のいい味出しているのだ。タイムリミット(OUT OF TIME)で、「バリバリの女刑事のつもりが結構安いよ、キミ」だったので、あまりよい印象をもっていなかったが、今回結構はまり役。ちょっとみなおした。それから、メイフォン役のウェン・ヤン・シーの、「美人じゃないけどなんかエッチ」な感じもなかなかGOODでした。
んぽさん [DVD(字幕)] 9点(2005-11-19 14:33:56)(笑:1票)
その他情報
作品のレビュー数 46件
作品の平均点 7.48点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
412.17%
524.35%
6613.04%
71430.43%
81226.09%
91021.74%
1012.17%
作品の標準偏差 1.26
このレビューの偏差値 59.53
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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