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《ネタバレ》 うーん、予告編を見て期待しすぎたかな。スーサイド・スクワッドで一人気を吐いていたハーレイ・クインですが、今回はちょっと中途半端な感じ。ジョーカーと別れて落ち込んでいるかと思いきや、別れたことを隠してやりたい放題している。陰口を聞いてしまって(これも使い古された展開)落ち込んでも、すぐに過去を捨てて前に進む決心をしてしまう。落ち込み方の描写が中途半端だから、自立に舵を切っても、気分がそれほど高まりません。流れに抑揚がない感じ。もっとどん底から這い上がってくれなくっちゃ。
そしてハッチャケぶりも、中途半端。ところどころでアクションの工夫はあるものの、ハーレイらしいハッチャケ格闘があまりありません。警察に押し入ったところの、色とりどりの催涙グレネードランチャーから金属バットのは楽しかったんですけどね。仲間もそれほど魅力があるわけじゃないので、華やかさからは程遠い。スリの女の子には感情移入しにくいし、本当にすべてが中途半端なんですよね。一番あほらしくて笑ったのが、主役を差し置いて美声攻撃ってところが、この映画の半端さを物語っていると思います。 DCエクステンデッド・ユニバースのシリーズは、どうもみんな真面目過ぎちゃって、それがハーレイのキャラクターに合わないように思います。ハーレイが真面目になってどうする。 【EOS】さん [DVD(吹替)] 6点(2020-06-12 00:28:21)(良:1票)
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