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《ネタバレ》 ◆今年はなぜだか『ホワイトハウス陥落モノ』が2本立て続けに公開されるというアメリカのアクション映画界。◆そのうちの1本目が『エンド・オブ・ホワイトハウス』。今回はもう1作の『ホワイトハウスダウン』を見た上で比べてみる事にした。◆劇場で見たのは6月。予告野時間に『ホワイトハウスダウン』の予告がかかり、思わずもう始まったの、と焦ってしまった。そのくらい表面は似ている。◆内容は北朝鮮の工作員が韓国大統領を**してアメリカにケンカ売る、というかんじ。北朝鮮がおおっぴらに出てくるところが今のアメリカの政治的立ち位置を感じさせる。◆主人公はある事情から前線を退いたSP。それが何故だか事件解決に1人で奮闘、と言うもろ「ダイハードのテンプレート」を使った作品。◆だからといって、つまらないわけではなく、アクションとしては見せ場連続という感じで、結構楽しめる。ただ、緊張感を煽るために人を生々しく殺しすぎなのが芸が無い。もう少し描き方に工夫をすれば良かったのに、と思う。アジア情勢を描きながら、日本蚊帳の外、と言う脚本も、ホワイトハウスのリアルさに注力している事と比べるとかなりお粗末。もっとも、すべてセリフで済ませているので、あってもなくても良いのかもしれないが…。◆娯楽作としては良い出来だが、それ以上でもそれ以下でもないので、平均点、と言ったところ。劇場のサラウンド音声で楽しむにはいい映画かも。
【ばびぃ】さん [映画館(吹替)] 6点(2013-09-18 10:05:47)
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