| 作品情報
レビュー情報
《ネタバレ》 凡作。つまらない映画ではないが地味。実話に基づいている以上しかたがないが、ドラマ性が弱い。【ネタバレ注意】英雄が容疑者(犯罪の嫌疑を受けていることをあらわす言葉)にされた、といういくらかショッキングなフレーズで宣伝されているが、そこまでのものではない。実際、最善の選択とはいえなかったかもしれない、という程度の話で、しかも“あらかじめ事故が起こると知っていれば他の選択肢があった”という程度の話で、関係者が“ほんとうに”パイロットたちの選択に誤りがあった可能性を考えていたならタダのバカだ。そして、すこし検索してみても、そこまで厳しい追及があったような感じではない。実際のところ、事故が起きたので、その調査のために公聴会が開かれてシミュレーションも行われた、という程度じゃないんだろうか。悪夢にうなされたりするシーンを入れたりして、頑張って“引き”を作ろうとしているのだが、もともと、その程度のドラマ性に弱い事実をもとに映画が構成されているので、無理やり感が否めない。
【mohno】さん [映画館(字幕)] 6点(2016-10-06 21:25:49)(良:1票)
その他情報
|
© 1997 JTNEWS |