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《ネタバレ》 佳作。つまらない映画ではないが、これがアカデミー作品賞なのか、という感じ(「ラ・ラ・ランド」の方がよかった、とは言わない)【ネタバレ注意】少年、青年、大人、というそれぞれを描いているのだけれど、とにかく「最後がそれ?」という印象が拭えない。このストーリーで最後が友情(愛情)物語になるとは思いもしなかった。あの場面でゲイに目覚めたという話だったの?というか。そしてケヴィンの言う通り「お前がまさか」な展開である。かつて自分がイジメとなる原因を作った(そのように母親を追い込んだ)ヤクの売人になろうとは、たしかに“驚きの展開”以外の何物でもない。あっさり死んでるフアンはさておき、ケヴィンが自分を殴ったときは(被害を申告しなかったからだろうけど)何の咎めもなかったようなのに、テレルを椅子で殴りつけたら(たぶん初犯なのにテレルに被害届を出されて?)あっさり少年院に行くシャロン。黒人、イジメ、同性愛といった難しいテーマに取り組んだ意欲作なのかもしれないけれど、絶賛する気にはなれなかった。
【mohno】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-03-06 18:58:36)
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