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化石の森(1936) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 化石の森(1936)
製作国
上映時間83分
ジャンルドラマ,モノクロ映画,犯罪もの,ロマンス,戯曲(舞台劇)の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 一言で言ってしまえば、これは饒舌すぎます。立て籠もりというシチュエーションにもかかわらず、人質たちは余裕しゃくしゃくでほぼ痴話喧嘩のような会話をするので緊張感が希薄になっていますし、いつもギャングを演じれば文句無しに悪党に見えるボガートのその寡黙さが、ここでは善に見えてしまいます。さも得意げに詩をそらんじ田舎の純な娘を口説くレスリー・ハワードよりも、早く逃亡すべき所をおそらくやっては来ない情婦を黙々と待ち続けるボガートの方が好感が持て、いくら前屈みの姿勢で腕を振らずに獣じみた歩き方をしてみても、もはやそれすら純朴な男の動きにしか見えず、悪党として機能していないのです。
 またラストの銃撃戦も監督はこのシーンに興味が無かったのか、いいかげんです。例えば裏口でボギーの子分が射殺されるのですが、それまで裏口は一度も?登場しておらず全く別の場所での出来事のような印象を受けるのです。
ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 6点(2009-06-08 18:35:00)
その他情報
作品のレビュー数 3件
作品の平均点 5.33点
作品の点数分布
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6133.33%
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作品の標準偏差 0.47
このレビューの偏差値 80.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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