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ビリー・ザ・キッド/21才の生涯 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ビリー・ザ・キッド/21才の生涯
製作国
上映時間108分
劇場公開日 1973-10-13
ジャンルアクション,ドラマ,ウエスタン,犯罪もの
レビュー情報
《ネタバレ》 ジェームズ・コバーンがビリーを仕留めるまでの追跡劇かと思っていましたが、そうではなかったようです。ビリーは逃亡しているようで、ちっとも逃亡していませんし、コバーンもビリーを追っているようで、ちっとも急いてはいません。いつか必ずやってくるその時をお互い待っているかのように穏やかとすら言える時間がゆっくりと流れ(たとえ暴力シーンがあってもだ)、両者の行動を淡々と見せていきます。そして段々と切なくなってきたところで運命の時を向かえビリーは射殺されますが、ペキンパーの映画で、しかも裸であるにもかかわらずビリーは撃たれていないかのように出血せずに死ぬ。血が流れないということは生身の人間ではないということであり、ビリーは伝説的なアウトローとして神格化されています。対して射殺したコバーンには少年が石を投げつける。つまりやっぱりこれは男の子のロマンであり、川辺で最期の時を向かえるおじさんにしたって哀愁が漂いまくっているのです。
ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 8点(2010-07-09 18:43:44)
その他情報
作品のレビュー数 19件
作品の平均点 7.00点
作品の点数分布
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1015.26%
作品の標準偏差 1.62
このレビューの偏差値 53.80
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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