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郵便配達は二度ベルを鳴らす(1942) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 郵便配達は二度ベルを鳴らす(1942)
製作国
上映時間113分
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 白黒とはいえ綺麗に撮ろうと顔に当てられた光が強過ぎて、今見るとかなり不自然に見えますし、ジーノとエスパニョールの絡みや、のど自慢の件などの前半部はやや退屈で冗長ではないかと思いますが…それを差し引いても完璧と言わざるを得ないほど1カット1カットが驚くほどバッチリ決まっており圧倒されてしまいます。 例えば、これから男女の過ちが100%起きますよと言わんばかりの雄弁な出会いシーンの素晴らしさ。あるいはダンサーとの束の間の恋愛が描かれる場面では、ドキドキしてしまう美しいキスシーンがあるのはもちろん、彼女の部屋から辺り一帯の町並みの設計、人物の出し入れまでが鮮やかで見事としか言い様がありません。 ヴィスコンティ監督は処女作から次元の違いを見せつけてくれます。
ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 9点(2011-05-31 18:51:41)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 19件
作品の平均点 6.16点
作品の点数分布
015.26%
100.00%
200.00%
300.00%
415.26%
5736.84%
6421.05%
715.26%
815.26%
915.26%
10315.79%
作品の標準偏差 2.39
このレビューの偏差値 54.98
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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