タイトル名	酔いどれ天使
製作国	日
上映時間	98分
ジャンル	ドラマ,医学もの,モノクロ映画,ヤクザ・マフィア

《ネタバレ》　もちろん酔いどれ天使の志村喬さんは良いのですが、やはり三船敏郎のギラギラとした感じが凄まじく、これ以降、黒澤映画の主役として圧倒的なスター性を放ち活躍することになるのも頷けます。黒澤監督もきっと三船のシーンの方が撮っていて面白くなってしまったのではないかと思わせるほどです。例えば、最後に岡田の所へ殴り込み行くシーンが素晴らしく、実際はそう長くない？廊下を長く使って見せ、乱闘の末にペンキでベトベトになって物干し場で事切れる松永の姿は強く心に残るものがあります。あの場面が素晴らしいあまりに、その後にあるエピローグの部分が全くの蛇足に見えてしまうほどです。

作品のレビュー数	59件
作品の平均点	7.07点
作品の点数分布	0 0 0.00％ 1 0 0.00％ 2 0 0.00％ 3 1 1.69％ 4 2 3.39％ 5 5 8.47％ 6 16 27.12％ 7 11 18.64％ 8 12 20.34％ 9 8 13.56％ 10 4 6.78％
作品の標準偏差	1.59
このレビューの偏差値	53.67 ※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値