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嘆きの天使(1930) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 嘆きの天使(1930)
製作国
上映時間107分
ジャンルドラマ,ラブストーリー,モノクロ映画,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 幸せいっぱいの結婚式で楽しそうに鶏の真似をするラートと、落ちぶれて道化師として鶏の真似をしなければならない屈辱を味わうラートの対比が秀逸。教授だったラートが短くなった煙草を吸い、売るなと言っていたローラのハガキを自ら売り、かつての教え子や同僚の前で空っぽの頭と揶揄されながらおでこで卵を割られる。まるで鉄槌を下されているような残酷で見るに忍びないシーンの連続は前半とは別印象のものだからこそ余計に痛切な心持になります。あらゆる美点も過ぎたるは何とやらで無自覚だと尚悪し。ロマンチックにして現実的な結末に恋は盲目ではすまされない恐さを覚えます。
ミスター・グレイさん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-04 18:12:33)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 17件
作品の平均点 7.47点
作品の点数分布
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200.00%
300.00%
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515.88%
6211.76%
7635.29%
8529.41%
9211.76%
1015.88%
作品の標準偏差 1.19
このレビューの偏差値 46.70
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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