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群衆(1941) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 群衆(1941)
製作国
上映時間124分
ジャンルドラマ,コメディ,モノクロ映画,クリスマスもの
レビュー情報
《ネタバレ》 ゲイリー・クーパーが真実を告白しようとする集会場の場面が秀逸。雨が降りしきり大観衆の傘やコートが光を反射させ、ディスコミュニケーションに陥ることを予見させます。観衆は歌い盛り上がりジョン・ドーの登場を今や遅しと待っているが、彼が偽者と分かると簡単に扇動され一転、敵意剥き出しとなりジョン・ドーにヤジを飛ばし大混乱となる…。開会前の好意的な様子と敵意が表れた後の迫力が、群衆の力と怖さを雄弁に物語っています。 ただ、始まりの方のコメディの調子と比べ(解雇になるシーンまで実に楽しげだ)、後半はいたってシリアスでアンバランスのように思います(バーバラ・スタンウィックの前半の妹たちと遊ぶ姿から、後半の毛皮や宝石で着飾った姿の過程描写が薄いせいもある)。また、ラストの雪が寒そうな屋上のシーンも忘れ難いですが、最後の捨て台詞はメッセージを込めるよりウォルター・ブレナンで軽妙に締めた方が良かったのでは?とも思います。
ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-07 18:28:57)
その他情報
作品のレビュー数 24件
作品の平均点 7.04点
作品の点数分布
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300.00%
414.17%
528.33%
6520.83%
7416.67%
81145.83%
914.17%
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作品の標準偏差 1.24
このレビューの偏差値 56.22
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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