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地獄の英雄(1951) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 地獄の英雄(1951)
製作国
上映時間111分
劇場公開日 1952-09-17
ジャンルドラマ,サスペンス,モノクロ映画
レビュー情報
《ネタバレ》 何にも無い田舎町に車が一台やってきて、それを皮切りにあっという間にワンさと人が押し寄せ楽団や遊園地まで開かれお祭り騒ぎになり、事件が終結すれば蜘蛛の子を散らすようにまたまたあっという間に消えて行く野次馬の演出が見事です。最初にやって来た一組の野次馬以外の顔を見せないことで、この不特定多数の群衆が事件の当事者と無関係な人々であるいうことも強調されています。また、騒ぎを煽った張本人カーク・ダグラスが突如として良心に目覚めるところはキャラクターが違うのでは?と思いますが、改心したあたりから走り出す異様に暗く重々しい雰囲気が辛辣で、メディアや権威といったものを痛烈に皮肉っています。カーク・ダグラスがバッタリ倒れて〝The End〟の文字が出てくるラストも衝撃的です。
ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 8点(2008-11-11 18:32:40)
その他情報
作品のレビュー数 15件
作品の平均点 8.13点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 0.96
このレビューの偏差値 48.54
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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