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太陽は、ぼくの瞳 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 太陽は、ぼくの瞳
製作国イラン
ジャンルドラマ,ファミリー
レビュー情報
《ネタバレ》 テロップに声だけで始まるオープニングは、これは視覚の無い者の物語だと思わせるものであり、作中でも音をよくとらえ、風や水などでモハマド少年が体感しているであろう感覚をしっかりと見せてくれます。…しかしながら、目の見えない者の心の目で見た世界を映し出すのは土台無理な話で、少年の頭に描いている世界を描出しているとは言い難いです。ということで、やっぱりこれは少年を見守る視点からの作品であり、例えば少年が気付くはずのない〝物陰から覗く父親〟の登場のさせ方などが非常に巧みで、観客に不吉さを予感させるものであり、物語にズンズンと引き込まれてしまいます。
 個人的には、モハマドたちが授業で点字をうつ姿がとってもパワフルで感動的だと思いますが、「運動靴と赤い金魚」とは違った、あのラストのスローモーションの使い方はあまり上手くいってないように思います。ああいう場面は一気に見せてほしいです(それは父親に一瞬たりとも躊躇してほしくなかったと思ったからかもしれませんが)。
ミスター・グレイさん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-06-15 18:34:01)
その他情報
作品のレビュー数 26件
作品の平均点 7.23点
作品の点数分布
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100.00%
200.00%
300.00%
413.85%
527.69%
6519.23%
7623.08%
8726.92%
9415.38%
1013.85%
作品の標準偏差 1.42
このレビューの偏差値 53.80
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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