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《ネタバレ》 1408号室に入るまでは面白かったです。単なる恐怖体験ではなくトラウマを抉り出し精神的にも追い詰め、無間地獄で自殺に追い込むという趣旨はわかるんですが、なんとなく中途半端に感じます。単に娘が病気になり亡くなってしまった時のことを見せ、思い出させる(追体験させる)だけでは精神的に追い詰めたことにはならないでしょう。もっと主人公の呵責や後悔を煽るようなものでないと終盤に娘(の幻?)が出てきてもあまり意味がないのでは。クライマックスも部屋を燃やすだけで生き延びてしまう肩透かしっぷり。単にお化け屋敷で怖がるジョン・キューザックを見ているような感じでした。そもそも「世にも奇妙な物語」+「松本人志・ひとりぼっちの廃旅館一泊二日の旅」みたいな話を映画にする必要があったのかが疑問。
【8bit】さん [DVD(吹替)] 4点(2009-04-02 21:43:05)(良:1票)
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