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アントマン&ワスプ:クアントマニア のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 アントマン&ワスプ:クアントマニア
製作国
上映時間125分
劇場公開日 2023-02-17
ジャンルアクション,SF,コメディ,アドベンチャー,ファンタジー,シリーズもの,漫画の映画化
レビュー情報
今朝まで仕事してたら…アレだ。
アホな奴がネタバレを噛まし出したので怒髪天。
急遽調べたら、今日から上映らしいので川崎の109シネマに。

この映画の感想をネタバレに成らん程度に書く。
結論から言うと、俺は好きな創りだし面白かった。

ただ、IMAXレーザー3Dで観たのだが…
前に観たアバター:ウェイ・オブ・ウォーターの影響か、あまり画作りがショッキングではなかった。
好い物の後は、そこで驚くよりも劣化したモノで、前作の偉大さに気付く。
なので3Dって意味でアバター~は相当に凄い3D作品なのだな、と分かった次第。

そして今回、アベンジャーズ終了後に勢いが低下している中で「どうやって決着を付けるのか?」と、ずっと気になってる俺のクリエイター目線だったり。

まず――1つ目【強敵編】
あのサノスよりも凄い敵ってどう表現するんだろ?
いや、原作には化け物の「ギャラクタス」とか色々と居るけど…映像とかハッタリって意味じゃ難しそうだ。

更に――2つ目【異界編】
俺個人としてはハッタリの利いた画が好きなので、もうそろそろ「エターナルズ」や「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」的な小規模なのは飽きてきている。
なので、アベンジャーズ以降であれば、ワクワクしたのは「ソー:ラブ&サンダー」くらいかも知れない。

結論から言うと、【強敵編】に関しては俺なりに納得できる”凄い敵”キャラだった。
ここはネタバレに直結するのでスルーするが、ジャンプの強敵みたいにインフレ化するイメージじゃなくマルチバース(いわゆる多次元宇宙論)とリンクしていて怖い作りだったな、と思う。

恐いのは、絶対的な帝王か?
それとも、権力者の連結か?

そして【異界編】に関しても、量子世界を舞台にしてるので、見た事のない世界が見事に展開されていた。
若干、行き過ぎなきがするが……まぁ、あの話の流れであれば仕方ない気もする。
けど、展開されてたのは間違いなく(最初の方は特に)未見の世界だったと思う…多分。

何より、俺はアントマンが凄く好きなんだよな…1作目からずぅぅぅぅぅぅっと!
ドロップアウトした人間に対してのメッセージみたいなのが確りと描かれてるし、他の人にはどうかは分からないけど…俺の胸には2も、そして今回の作品でも刺さった。
父親としての意地…そして人としての約束に奔るスコット・ラング…そう、アントマンには燃えた。

そして、観終わった後で考えた。
80年代、そして90年代以降に生きてる映画人にとって、避けて通れない俳優2人。

それは――
マイケル・ダグラスとミシェール・ファイファー。

マイケルであれば、「ロマンシング・ストーン/秘宝の谷」や「ウォール街」そして「ブラック・レイン」…もう数え上げたらキリがないけど…数々の名作かつ素晴らしい演技を見せてくれた。

そして、ミシェール…おお、ミシェールよ。
彼女であれば「スカーフェイス」と「恋の行方/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」…そして「バットマン リターンズ」で心を射抜かれた。
俺って奴は、本来的に「セクシー系が好き」なので、彼女のようなスレンダーな人には「全く興味を持てない」はずの俺なのに、だ。
その後も、年齢を積み重ねつつ強い佇まいを放って2017年には「マザー!」で恐ろしい醜女を演じててドキッとしたモンだ。
だから、今回はちゃんとミシェールらしくてホッと一安心。

俺的には、この2大俳優が(2から続いて)観れただけで満足。

ともあれ、また動き出したMARVEL作品。
どのメンバーが揃えば、今回のアベンジャーズなのか…まだピーンと来てないのが現実の俺けど。

まだまだ楽しませる余裕があると信じたい。

いや、大丈夫だろう。
映画はともかく、MARVELの原作は無限の世界だ。

DCも他の映画も負けるなよ。


この鬩ぎ合こそ…映画者の夢だ。



.
映画の奴隷さん [映画館(字幕)] 8点(2023-02-17 14:07:17)
その他情報
作品のレビュー数 16件
作品の平均点 5.81点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
216.25%
300.00%
416.25%
5531.25%
6425.00%
7212.50%
8318.75%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.55
このレビューの偏差値 59.11
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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