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Pearl パール のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 Pearl パール
製作国
上映時間102分
劇場公開日 2023-07-07
ジャンルドラマ,ホラー,サスペンス,シリーズもの,ミステリー,バイオレンス
レビュー情報
《ネタバレ》  
3連休の日曜日に観たのは、これ。

――Pearl/パール (2022)

いや、最初は(いま)読んでいる「パール判事の東京裁判本」から、その類の政治映画かな?と思ってたが、全く関係ないと理解し汗顔の至り……ンなワキャねーわな。
でも、機会があれば読んで欲しいけど……そこはそことして。

まず、映画のスタイルが凄く素晴らしい。
やっぱり、この手の映画を観ると、何故か脳裏に浮かぶのは「悪魔のいけにえ」だ。

その佇まい、語源化が難しい――”あの雰囲気”
全てが異様な、あの映画だが…どこまでこの映画にも独自のオーラを持っているか?…そこが気になる。

恐怖と、あまりにも救われない狂気。
そのさまに、つい俺自身に「笑い」まで出てくる始末。

独自の雰囲気は、ある!
彼女の「行為」はともかく、だ。

どこまで彼女を理解してあげられるか?が視聴する各自に問われるだろう。
いま「多様性が必須」と言われる時代だが、映画として見る事が出来ても……俺に、きっと彼女”パール”を理解など出来ないだろうな……マジで。

――愛されたかった。

――ただ愛されたく、理解されたかった。

――だが、嘘を瞬時にして見抜く彼女の洞察力。

なので、最後のシーンはとても悲しく映る。
クリエイターとしては相当に感動する作品だけど…
ただ、切ない…そして怖い。

行為はともかく、パールのような女性は実在する。
行為はともかく…だ。

そして、映画のフォーマット。
そこは設定やシナリオだけじゃなく、フォントと演出にまで徹底されていた。

働いてるゲーム業界では、昔から徹底してる会社はあったのだが、此処まで細かく指定されてるのは珍しい気がする。
いや、もっとさり気なく表現してた作品も多いかも知れないけど。

そして、前編の「X/エックス」があると分かったので、Amazonでポチッた。

まだまだパールを探求できそうだ。

超恐いけど…彼女は。

.
映画の奴隷さん [映画館(字幕)] 8点(2023-07-20 05:46:52)
その他情報
作品のレビュー数 10件
作品の平均点 7.20点
作品の点数分布
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6110.00%
7440.00%
8330.00%
9110.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.08
このレビューの偏差値 56.90
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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