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愛の神、エロス のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 愛の神、エロス
製作国米,伊,仏,中
上映時間104分
ジャンルドラマ,ラブストーリー,オムニバス,ロマンス,エロティック
レビュー情報
裸体が出て来ないのに1番エロスを感じたウォン・カーウァイのやつが素晴らしかった。原題は『THE HAND』。若き仕立屋(チャン・チェン)がある女性(コン・リー)の元へ行くと、いきなりズボンを脱げと命じられ、まず手を見せろと言う。この場面のコン・リーのサディスティックなエロさは半端じゃない。言われるがまま従うチャン・チェン。「女を知らない手ね」「そんな手じゃ良い服を作れない」と言う。そんな馬鹿な?だが、男はすでに女の虜。抗う術もなく女の手の動きに身を任せ悶えていく…。冒頭からなんというエロさ全開!もうやられてしまいました。男が女の体のサイズを計る時も手の動きがクローズアップされ、そこはかとないエロスを感じさせてくれました。というわけで安定の王家衛を堪能出来てもう満足でした。

他の2本については軽く述べるに留めます。
ソダーバーグのやつ・・・殆ど密室で繰り広げられるおっさん2人の押し問答。全くエロスを感じられず、何が言いたいのかさっぱり不明。コメディーなのか?
アントニオーニのやつ・・・前2作とは打って変わって裸体がバンバン出てくる。視覚的なエロスは感じるがキャラクターに全く魅力を感じられず、入っていけなかった。他が室内劇だったのに比べ、外へ向かって行く物語だったのは変化があって良かった。

個別に点数を付けるとしたら順番に8点、2点、3点という感じ。
ヴレアさん [DVD(字幕)] 7点(2014-10-24 02:01:08)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 6.75点
作品の点数分布
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5112.50%
6112.50%
7562.50%
8112.50%
900.00%
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作品の標準偏差 0.83
このレビューの偏差値 53.64
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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