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渇き。(2014) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 渇き。(2014)
製作国
上映時間118分
劇場公開日 2014-06-27
ジャンルドラマ,サスペンス,犯罪もの,ミステリー,刑事もの,小説の映画化,バイオレンス
レビュー情報
私は8bitさんとは逆で、観に行く前の日に原作を熟読し、ばっちりと耐性が付いた状態で観に行ったので、いくらバイオレンスなシーンが続いても全然余裕がありました。
原作を知らずに「告白」の中島監督だから観に行ったという人には期待ハズレかもしれません。「告白」では全編に渡って無駄の無い完璧な映像世界が繰り広げられていたが、本作は荒削りで暴力シーンのたびに挿入される血のカットや、わざとらしい効果音も多く、演出がかなり大味な印象を受けるからだ。
内容としてはかなり原作に忠実だったので文句無し。違うのはオダギリジョー演じる小山内がただの快楽殺人者になっていた事くらいかな。まあ、小山内の子供のエピソードとか盛り込んだら上映時間的に長くなりすぎるから省いて単純に悪役にしたのかな。

簡単にどういう映画か説明すると、これは2時間あまりの間、ひたすら役所広司を観る映画である。終始、画面狭しと吠えて暴れまくる!まるで「役所広司」という怪獣映画を見ているかのよう。殴って殴られて、撃って撃たれて、叫びまくって、罵って、ゲロは吐くは、ヤクは打つは、強かんするはでとにかくヤバすぎる。こんなダーティーな主人公なかなか居ない。常に血と汗にまみれているので大画面で観ると余計に暑苦しい。これは久々に良い役所広司。このテンションの高さに付いていけるかどうかが鍵。
ヴレアさん [映画館(邦画)] 8点(2014-06-28 00:03:49)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 55件
作品の平均点 5.18点
作品の点数分布
023.64%
100.00%
235.45%
347.27%
4610.91%
51730.91%
61018.18%
7814.55%
847.27%
900.00%
1011.82%
作品の標準偏差 1.91
このレビューの偏差値 57.74
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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