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そこのみにて光輝く のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 そこのみにて光輝く
製作国
上映時間120分
劇場公開日 2014-04-19
ジャンルドラマ,ラブストーリー,小説の映画化
レビュー情報
『海炭市叙景』と同じ原作者ですか。なるほど、映画全体から漂う閉塞感と暗さは共通のものを感じた。ただ、今作品の方が微かながら救いを感じさせる部分があるのでとっつきやすかった。物語もメインのキャラクター3人に焦点を当てているので分かりやすく、より感情移入しやすくなっている。ストーリーは、簡単に説明すると、社会の底辺でうごめく若者が、そこから脱しようともがいたり、或いは何も目的を見出だせずにただ惰性で日々を送っていたり、何ともやるせない感じが実にリアルに描き出されていた。池脇千鶴のすれた感じも良かったが、特に良かったのは菅田将暉だ。暗い物語の中でも唯一、前向きに行動する愛すべきキャラクターだった。汗をかきながら笑顔で美味そうにカレーを食べるシーンが何故か心に焼き付いている。かと思えば次のシーンでは感情を剥き出しにして狂気を見せつけてくる。その触れ幅が1番大きい役を彼は本当に自分のものにしていたように思う。
ヴレアさん [DVD(邦画)] 8点(2014-12-02 20:10:31)
その他情報
作品のレビュー数 30件
作品の平均点 6.40点
作品の点数分布
000.00%
113.33%
226.67%
300.00%
4310.00%
526.67%
6413.33%
7826.67%
8620.00%
9310.00%
1013.33%
作品の標準偏差 2.17
このレビューの偏差値 53.40
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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