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きみの鳥はうたえる のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 きみの鳥はうたえる
製作国
上映時間106分
劇場公開日 2018-09-01
ジャンルドラマ,青春もの,小説の映画化
レビュー情報
本作は佐藤泰志による原作『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』に続く4作目の映画化であり、いずれも函館が舞台である。

個人的には本作が一番見易くて率直に面白いと感じる出来だと思った。
元は70年代の話だったのを現代に置き換えているという事も大きい。

特に印象的だったのは、一緒に住む男が二人、その関係性だ。時に互いを尊重して適度な距離感で接して、時に朝まで一緒に酒を交わす。しかし、決して生活が充実しているという訳ではなく、鬱屈した若者達の閉塞感とか、気だるさとか、そういう雰囲気は他の作品とも共通する所だろう。
でも、本作の登場人物達は決して暗くはならず、思いきり青春を謳歌している所が良かった。

ほんと、ただダラダラと過ごす彼らの日常を追っているだけなのに、不思議と引き込まれる何かがあった。時折見せる函館のロケーションの美しさも見逃せない。
ヴレアさん [映画館(邦画)] 9点(2018-10-26 21:46:02)
その他情報
作品のレビュー数 10件
作品の平均点 6.40点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.69
このレビューの偏差値 59.15
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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