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わたしは光をにぎっている のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 わたしは光をにぎっている
製作国
上映時間96分
劇場公開日 2019-11-15
ジャンルドラマ
レビュー情報
カネコアヤノの「光の方へ」が主題歌という理由だけで鑑賞。
「四月の永い夢」の中川龍太郎監督作品。

物語自体はよくある話というか、リアルな人間ドラマが展開されていたのが良かった。
退屈な人には退屈だと思うけど、ゆったりと過ぎて行く時間がとても心地良くて好き。

寂れた商店街の風景や、昭和情緒溢れる銭湯の風景がなんとも懐かしく、癒される。

しかし、それらも段々と失われつつあるという現実。

シャッターが降りたままの商店。
次々とやめていく飲食店。
劇中のドキュメンタリーという設定で描かれたそれらの光景はとても寂しさを感じさせる。

松本穂香のぼーっとした演技がとても良い。何を考えているのかわからないようでいて、段々とその優しさが理解できるようになり、最後はとても応援して見ていたように思う。
渡辺大知のキャラクターもとても良かったんだけどいつの間にかフェードアウトしてしまっていたのが勿体無い。

光に反射した湖とか、自然の情景などの映像がとても美しい作品だった。
ヴレアさん [映画館(邦画)] 8点(2020-01-19 14:13:16)
その他情報
作品のレビュー数 8件
作品の平均点 6.12点
作品の点数分布
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6337.50%
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作品の標準偏差 1.54
このレビューの偏差値 57.95
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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