Menu
 > 作品
 > タ行
 > 太陽(2005)
 > はやぶささんのレビュー
太陽(2005) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 太陽(2005)
製作国露,伊,仏,スイス
上映時間110分
劇場公開日 2006-08-05
ジャンルドラマ,戦争もの,歴史もの
レビュー情報
《ネタバレ》 日本でもアメリカでも作れなかった映画。ロシアだからこそこんな映画が作られたのでしょう。おそろしく淡々とした展開なのにくわえ、終戦や人間宣言の具体的な場面を描かないので、劇中の昭和天皇の発言並みにこの映画の真意が判りにくいのですが、最後のシーンで、神格化されたほんとは普通のおじさんだったかもしれない男性の苦悩とを描くことが目的であった事が鮮明となります。人間であることを宣言して得た救いと、その人間宣言がもたらした代償。世界の人々に昭和天皇についての理解を深めてもらうには良いきっかけになるかもしれません。が、日本人にとって、この映画の評価はとても難しいのではないでしょうか。おまけに、イッセー緒方の演技は昭和天皇を良く再現しているのですが、どこか笑いものにしているのではないかとも思え、見る人の立場・考え方でかなり点数は変化しそうです。それほど面白いというわけではないものの、一度は見ておいて悪くはないかなということで6点です。
はやぶささん [映画館(字幕)] 6点(2006-12-16 23:01:12)(良:1票)
その他情報
作品のレビュー数 34件
作品の平均点 6.74点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
225.88%
325.88%
425.88%
512.94%
6411.76%
7926.47%
8720.59%
9720.59%
1000.00%
作品の標準偏差 2.03
このレビューの偏差値 48.22
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
太陽(2005)のレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS