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《ネタバレ》 抑えられた表現の中で、少女に向けられた暴力と主人公へ放たれた銃弾の描写が際だち、非常に衝撃的だった。重厚でドラマティックな展開であるが、主人公が戦時中に何人殺していようと、ギャングの襲撃を鎮めるための人身御供となる行為は、衝撃が大きすぎて私は手放しで賞賛できず、むしろ迷惑な自己満足のように見える。しかしラストシーン、グラントリノを遺品として受け取った少年の表情を見るに、主人公の行為を、肯定しているかはわからないが、少なくとも意味のあるものとして受け止め、自身のこれからの人生に大きな力を与えられたと感じているかに見える。残念なことに私には理解できない。少女が受けた暴力や銃撃シーンに心が大きく揺さぶられたのは事実。
【サイレン】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-08-13 14:10:49)(良:1票)
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