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機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛
製作国
上映時間99分
劇場公開日 2006-03-04
ジャンルアクション,ドラマ,SF,戦争もの,アニメ,シリーズもの,TVの映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 とにかく、宇宙でロボット同士が戦うアクション映画を見たい人なら大喜びだと思います。
ジオにキュベレイにゼータに百式が大暴れ。
これを見た後は無性にガンプラが作りたくなってきましたね、ボクなんか。
ただ、この4機のモビルスーツはすでに作った後なので(当然MAX塗り)、今後発売されるメタスやガザCを心待ちにしておるわけです。

しかし、TVシリーズを見て脳内補完できる人以外には、話が良く分からないところが多すぎます。
予算や尺の関係でやむを得ない部分があることは百も承知ですが。

尺の関係で「ダカールの日」が全面カットになったわけですが、例えば冒頭に有無を言わさず回想シーンとして織り込むぐらいのことはできたのじゃないかな、って思います。

それから、物語の中核をなるコロニーレーザーをめぐる攻防も、そもそもコロニーレーザーって何かよく知らないTV未見の人には、何のために戦っているのか分からないことこの上なしです。一応試射してるらしいシーンがあるけども、シャアのメガバズーカランチャーなのかコロニーレーザーなのか良く分かりませんでした。
さらに、エゥーゴがコロニーレーザーを制圧したシーンももっとアピールして欲しかったですね。

あと、エマさんの最期も、一瞬死んだのかどうなのか分かりにくかったです。
2秒ぐらいで良いから死ぬ瞬間のアップを付け加えるだけでずいぶん良くなると思うのに。

その他、エンディングでファーとあんなことになるのだったら、カミーユとファーの「コミニュケーション(苦笑)」のシーンをIやIIに入れておくべきでした。
そもそも、今回の編集ではファーがカミーユにとって大切な人なのかどうなのかが全然伝わってきません。

そんなわけで、ちょっとした工夫で全然わかりやすい映画にできるはずなのに、それをしていないのは作り手側の怠慢だとしか思えません。
っていうか、作り手側の「モビルスーツが派手に戦ってれば、プラモデルの販促の役割はそれで十分」っていう意図が見えてきて、それが悔しくて溜まりません。

ただ、戦闘シーンはさすがにボクも熱くなりました。
それだけに、よけいもったいなく思えますね。

ついでに、あちこちで言われる旧作画とのギャップですが、ボクは前作ほどは気になりませんでした。
ギャップを埋める努力っていうか、上手いごまかし方のコツを三作目にしてやっと掴んだんでしょうかねえ。
ふにゃおさん [映画館(邦画)] 6点(2006-03-11 22:58:21)
その他情報
作品のレビュー数 41件
作品の平均点 4.29点
作品の点数分布
012.44%
137.32%
249.76%
31024.39%
437.32%
5614.63%
6921.95%
737.32%
812.44%
900.00%
1012.44%
作品の標準偏差 2.13
このレビューの偏差値 53.75
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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