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《ネタバレ》 かなり楽しめた。ような気がする。
しかし、エンドロールの後のシーンは何? ブレット・ラトナー、彼の特徴はドラマ性、それも「メロ」にかなり近いドラマを持ってくること。 よって、登場人物の造形はあまり複雑なものとはならず、10人中9人がシンパシーを覚えるようなドラマを盛り込むのがラトナーの常である。私はこういうの嫌いじゃないけど。 しかし、映画に「娯楽」以上の何か、たとえば「ブンガク性」を求める場合は、ラトナーのような芸風は「俗」の一言で切り捨てられるのだろうなあ。エスねこさんがおっしゃっていたように、私も「映画は祭り性のもの」という意識があるので、「ブンガク」している日本人監督の一群からは逃げ回っている。それはどうでもいいが。 楽しい「3」に対し、いつものようにキャスト面での突っ込み開始。 ファムケ・ヤンセンだ。「3」は「ジーン」に始まり「ジーン」に終わる。「ジーン」とは、複数の男たちに求められ(色んな意味で)、追いかけられるすべての中心となる存在。なんでこいつばかりがそんなにモテる。それが、老けているうえこんなオカマのようなルックスの女優でいいのか。 ヤンセンはデカいだけでなく、ドイツ女だけに、ゴツい。そして、この老け方というのは、無理なダイエットで撮影のために急激に体重を落とした時の状態(キャリー・アン・モスと同じ)。イタい。 どっから見ても女装のオカマ(ニューハーフのミュータント以上にゴツい)であるのに、ありもしない色気を発散し、各方面から追いかけられるジーン。この場合は、アンジェリーナ・ジョリーでもなければ無理というものだろう。 そして、アイスマンのボビーだ。どういうわけか、この子も複数の異性から思いを寄せられる。 …が、いかに好意的に解釈しようが、ショーン・アシュモアにアンナ・パキンの人生を変えるほどのモテ男ぶりを見出すことはできない。どうしたらいいのだ。この顔が、ハイスクールに居たとしたら、そんなにモテるか? そして、なんだなんだ「キュア」の子というのは。「ウルトラヴァイオレット」と同じじゃないかあ。 別の映画で同じ子を同じような役で起用。…確かにこの子はピュアな感じが印象的だが。それにしても(使いすぎ)。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-04-18 14:40:51)(良:2票) (笑:1票)
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