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DOOM ドゥーム のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 DOOM ドゥーム
製作国
上映時間113分
劇場公開日 2006-04-01
ジャンルアクション,ホラー,SF,モンスター映画,ゲームの映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 監督さんはカメラマンから進出した人なんですねえ。他の監督作品は未見であるが。
いつものように、ゲームのことは全く知らず(私はシューティングができない)、純粋にサバイバルホラーとして消費しようと思ったのだった。
まあ、映画「バイオハザード」と大して変わらない設定なわけだが。そこは映画の規模や監督脚本の力量の関係で、「バイオ」には数段落ちることは確かである。
緊迫感が足りないし、脚本も安い感じが否めないし、アラを探せばそれこそキリがない。が、ことB級映画については、「減点方式」ではなく「加算方式」によりいいところを拾って評するのが正しいというものでしょう。
で、本作の場合は見どころといえば目玉である「ザ・ロック」出演と、「いかに特殊部隊らしく見えるか」を楽しむということだと思う。まあ、それ以外の部分が拾えない出来であるともいう。
特典によれば、軍事アドヴァイザーには退役したばかりの元将校を迎え、俳優陣はプラハで本格的な軍事訓練を受け(たことになって)ている。この映画で最も力を入れたのは、「特殊部隊」をリアルに描く、という部分であったわけだ。…その結果は、それなりに出たというべきか。
それにしてもザ・ロックの肉体美といったら、画面いっぱいに占領して当然といえる堂々たるもの。また、この人は顔面もなかなかだ。肉体だけでなく顔もアップに恥じない堂々のスター顔である。ゴツいだけでなく、演技も「大根」というほどでもないのだから、大したものだ。頭も良さそうだ。天は二物を与えることもあるのか。
戦闘場面では、デストロイヤーの最後の闘いが見ごたえがあった。…ケガはしなかったのだろうか、と思うくらいに迫力があったなあ。あれだけの見せ場を与えられれば、あの俳優さんも本望というものだろう。
個人的にはポートマン役(エロ兵士ですね)の俳優さんが、面白かった。こんなに色々な表情を見せられれば、なんだかもうけたような気もする。いつもヘラヘラしているのに、戻って怪物退治を命じられたときはものすごーく情けない顔になる。人間のずるさ、弱さを演じさせたらピカ一、という俳優さんではないだろうか。拾い物だ。
兄妹の名前が「グリム」ですかあ。とかくB級は長所を探しましょう。
パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 5点(2007-03-13 12:05:33)
その他情報
作品のレビュー数 24件
作品の平均点 5.08点
作品の点数分布
000.00%
114.17%
200.00%
314.17%
4625.00%
5833.33%
6416.67%
728.33%
828.33%
900.00%
1000.00%
作品の標準偏差 1.53
このレビューの偏差値 49.64
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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