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ブラジルから来た少年 のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 ブラジルから来た少年
製作国英,米
上映時間124分
劇場公開日 1978-10-06
ジャンルドラマ,サスペンス,SF,ミステリー,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 サーのつくイギリス人俳優ローレンス・オリヴィエ。ヴィヴィアン・リーの元夫。それが、ホロコーストを生き伸びた老ユダヤ人を演じるとは。私にはもうそのことだけで充分なような気もする。
「ブラジルから来た少年」というタイトルが絶妙で、何も知らず題名だけを見れば「母国で貧乏してアメリカかヨーロッパに移住してきたブラジル人というイミ?」くらいにしか思われない。ところがどっこいだ。
ほとんど「オデッサ・ファイル」の向こうを張った作品といっていいと思う。「オデッサ」に比べれば、これはどうしてもサイエンスフィクションということになるが、テーマは同じといっていいと思う。
編集・演出は冗長なところがあるとはいえなかなか見ごたえがあるし、「少年」の子役もブキミな感じがかなり出ている。なんで65歳の男性ばかり殺すのかというそのオチも効いている。が、なんといってもヨボヨボのオリヴィエがローゼンタールのような元ナチの追っかけ仕置き人を演じるところを見て欲しい。どうですか、イギリス人に見えますか。私には、生き残ったユダヤ人のじーさんにしか見えんかった。老いたりといえどオリヴィエ恐るべし。
が、映画としてはやはり「オデッサ・ファイル」に軍配を上げざるを得ない。
パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-12-09 20:24:30)
その他情報
作品のレビュー数 48件
作品の平均点 7.25点
作品の点数分布
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作品の標準偏差 1.25
このレビューの偏差値 42.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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