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誘惑のアフロディーテ のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 誘惑のアフロディーテ
製作国
上映時間95分
劇場公開日 1996-12-14
ジャンルコメディ,ファンタジー,ロマンス
レビュー情報
《ネタバレ》 まあ失敗作だと思います。でも彼はほかにも失敗とかイマイチが山のようにありますから、そんなにおどろきません。私の中ではいまだに「アニー・ホール」が最高傑作なので、あれを超える作品はもう生きているうちに作らない可能性が高いです彼は。
そう思いつつやっぱり見てしまうアレン作品ですが、すでに裏切られる確率がかるく半分を超えている。でもいちおう見てしまうので本当に悪い男です。
ミラ・ソルヴィーノはこの後ガタイの良さで売ることはなく、もっともっと痩せて神経質お嬢さん系の役などが多くなります。そいう意味でここでの役は稀少価値がある。
コロッセウムのボロボロ衣装をまとった人々は、これだけの回数出すのならボロボロ衣装ではイカんかった。そのボロさに飽きる。見て楽しいということがない。「また出たか」で終わってしまう。
アレンは彼らを自分の引き立て役と考えていたようですが、本作では引き立てるほど彼自身が光っていない。お互いにボロい感じになっているというトホホ。
あとなあ、性根の優しい娼婦幻想は私はいただけないんだよなあ。こないだ「リービングラスベガス」を見たばかりでうんざりだし。
自分が出るならとことん自分が光らないとコケてしまうというのがウッディ・アレン作品の特徴でしょうか。
パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-05-06 15:12:37)
その他情報
作品のレビュー数 31件
作品の平均点 5.97点
作品の点数分布
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126.45%
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313.23%
413.23%
5722.58%
6412.90%
71238.71%
839.68%
913.23%
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作品の標準偏差 1.82
このレビューの偏差値 47.09
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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