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レッド・ドラゴン(2002) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 レッド・ドラゴン(2002)
製作国米,独
上映時間125分
劇場公開日 2003-02-08
ジャンルホラー,サスペンス,シリーズもの,犯罪もの,小説の映画化,バイオレンス
レビュー情報
《ネタバレ》 盲目の女性となら、お付き合いができるかもしれない。という犯人の思いつきとそれを行動に移してしまうところ、面白いと思いました。
正直言って、エドワード・ノートンのFBIとレクターのやりとりなんてどうでもいいんです。それよりも、盲目のリーバとフランシスの交際模様のほうがよっぽどスリルがあってドキドキさせられる。
リーバってのは、目は見えないけれど、もてるんですよ。
もしかしたら、〝見えないから〟なのかもしれない。だって、毎朝鏡を見ることがないもの。「今朝はいつもに増してまぶたが腫れぼったい」「ああ、こんなところにもシミが」「こんなに毛穴が広がっていたっけ」などという悩みとは無縁なのだもの。こんなに自信があって自由奔放にふるまえるというのは、盲目であるがゆえの特権といえるかもしれない。
また、彼女のように見えるものに惑わされない女性がフランシスを選んだという事実も、重要な意味があると思う。
これは猟奇殺人をしないではいられなかった変態のフランシスが、盲目のリーバに出会って癒され、二人でどこかへ旅立っていく、という話にしてもよかったのになあ。
もちろん罪の重さを考えると、途中でフランシスが車にはねられて死ぬとか失明するとか下半身不随になるくらいのことがなければ、収まりがつかないけれど。
…ラストのプチどんでんなんか全然なくてもよくて、そのくらいにこの映画はリーバとフランシスのラブストーリーとしての出来が突出して優れている、と思うのでした。
パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-23 20:51:27)(良:2票)
その他情報
作品のレビュー数 261件
作品の平均点 6.60点
作品の点数分布
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210.38%
320.77%
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9166.13%
1041.53%
作品の標準偏差 1.41
このレビューの偏差値 52.00
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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