Menu
 > 作品
 > エ行
 > エイリアン/ディレクターズ・カット
 > パブロン中毒さんのレビュー
エイリアン/ディレクターズ・カット のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 エイリアン/ディレクターズ・カット
製作国米,英
上映時間116分
劇場公開日 2004-01-31
ジャンルホラー,サスペンス,SF,アドベンチャー,シリーズもの,モンスター映画
レビュー情報
《ネタバレ》 ツタヤでディレクターズカット版を発見したのでしみじみと見てみた。あんまし変わらないけど、繭のシーンは余計なように思った。リマスター効果なのか、映像はものすごくキレイだった。ところが、しみじみ見た結果、「アッシュ」の人造人間としてのリアリティに激しく疑問を抱いてしまったのだった。いったい、どのような組成になっているのか?コーヒーも飲むし、メシも食う?表情もあるし。そんで明らかに「感情が芽生え」てるし。「君らが生き延びられないことを残念に思う」なんつって皮肉をいうほどまでに。アッシュの前半のふるまいについてはちょっとずるいんじゃないかと思った。改めていうまでもないが、「新しい女性像」を提供したことについてはこの映画の貢献度は高い。何に対するといったら、「女の子が震えるほど怖い対象と出会った時の対処法」の。それは通常は「地球外生物」でも「アンドロイド」でもなく、「人間の男」だったり「人間の女」だったり「何かのノルマ」だったり「災害」だったりするわけだ。「エイリアン後」も、多くの映画作品では「庇護の対象である女」「応援する女」「耐える女」が描かれつづけていることは事実であり、「需要」があるのだろうが、振り返れば「ここにリプリーあり」を示してすっくと立ちつづけるこの作品。少女期に「リプリー」を見た女の子達のその後の人生は、多かれ少なかれ影響を受けている。がしかし、やはりSF作品としては、「遊星からの物体X」に劣る。
パブロン中毒さん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-04 16:33:12)
その他情報
作品のレビュー数 39件
作品の平均点 7.92点
作品の点数分布
000.00%
100.00%
212.56%
300.00%
400.00%
525.13%
612.56%
7615.38%
81743.59%
9717.95%
10512.82%
作品の標準偏差 1.53
このレビューの偏差値 50.33
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
エイリアン/ディレクターズ・カットのレビュー一覧を見る


© 1997 JTNEWS