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もの書きが主人公の映画は「ほんっとーに」飽きたのであるが、「そんなにもの書きばっかりの社会なのか」とつっこみたい気持ちをこらえつつ見てみたのである。これはまあ、普通に考えれば「年の差カップル」に対する皮肉でありましょう。とくに男が年長の場合の。どこの社会でも金や力のある男が若い女に乗り換えて行くという現象はあるが、ハタからみたら「みっともない」「えげつない」以外の何物でもないのに「愛」とかいうもののせいで普通は面と向かって非難することはタブーである。男だって女だって年齢とともに人間としてのレベルが上がっていってるはずなのだから、相手のレベルを「27歳まで(例)」とか固定するとしたら、「勝負相手の難度を固定」していることにほかならない。「それってやっぱズルでしょ」。自分が黒帯になっても、いつまでも白帯の相手としか対戦しない、とかそういう感じでしょ。「難易度の高い相手」(もちろんダイアンキートン以上の適役はいない)との対戦こそ、味わい深いものですよ、と言いたいんだと思いますよ。キアヌはいつも以上の大根ぶりで、本当に「ただ居るだけ」であった。美男であることはつくづく得だなあ、と感慨を深くした。
【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-09 20:29:56)
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