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《ネタバレ》 途中で主人公自身が患者「かもしれない」と匂わせはするが、そこを様々な場面を提示することで「いやそうではない」と聴衆にアピールもする。が、結局は多くの聴衆が予想した通り、捜査官自身が患者という結末であり、そこを失望以外の感情で迎えろというほうが無理だ。しかし、精神疾患診断の曖昧さと、精神病院に収容された後の医療者側の絶対的権限を広く知らしめ、そこに潜在的にある恐怖をうまく現わしている。個人的にはその「精神病院強制収容の恐怖」を前面に出したらよかったのにと思う。
【小鮒】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-09-23 21:54:21)
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