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火垂るの墓(1988) のクチコミ・感想
作品情報
タイトル名 火垂るの墓(1988)
製作国
上映時間88分
劇場公開日 1988-04-16
ジャンルドラマ,戦争もの,アニメ,小説の映画化
レビュー情報
《ネタバレ》 赤い思想は嫌いだがこの映画はいい。
兄の行動は生き延びるという観点からは
先を見ていないおろかな行動である。
ましてや、幼い妹も自分の身勝手の巻き添えにしてしまうとは
言語道断である。
妹はともかくこんなやつに同情はできない。
映画館でそう思いながら見ていた。
ましてやトトロを見た後にこれである。
その併映のバランスの悪さにも腹が立っていた。
しかし、涙が止まらない。
この涙は何なのだとしばらく考えた。
実は今も考えている。
自由と尊厳を求めたのか
妹と二人で理想郷を作ろうと思ったのか…。
今も昔もそんなものを求めると野垂れ死には必定。
しかも戦時という過酷な状況でそんなことをしてしまったこの
馬鹿な兄にどうしようもなく共感してしまう自分がいる。
そして、同情でも絶望でもない涙を流してしまう。
しかし、トトロとの併映はヒド過ぎたと今でも思う。
アホをどりさん [映画館(邦画)] 10点(2006-09-01 15:07:23)
その他情報
作品のレビュー数 407件
作品の平均点 6.67点
作品の点数分布
0256.14%
1112.70%
2122.95%
3102.46%
4153.69%
5358.60%
64110.07%
76716.46%
87317.94%
96315.48%
105513.51%
作品の標準偏差 2.79
このレビューの偏差値 54.27
※この作品のどの当たりの点数に位置するかを表した値
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